多すぎるめちゃイケ新メンバー

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初めての４時間４０分放送（中途半端だから初めてなのは当たり前）と、フジテレビお得意の長時間番組で放送された。

人気企画のテスト企画、まさかのNHK「ブラタモリ」とのメディアミックス、そして芦田茉奈さんと、企画自体は非常に魅力的なのだが、今回のテスト企画は人数が多すぎて笑いが分散してしまっていた感がする。一発でもどうしても前回の「カンニング」事件が非常に面白かった分、物足りなかった。

正直、新メンバーは今のところは無用の長物であることは否めず、個人単体の企画なら面白みがあるが、全員集まってフリートークで笑いを生み出すにはどうしてもモノボケの道具にしかない。これなら、編集で切る所を切ってしまって出演していてもカメラに抜かれることはやめてもいい気がする。新メンバーも無理して全員使う必要はない気がする。武田真治さんのようにいるかいないかわからない状態でも構わない。それもめちゃイケらしい。

人数を増やして笑いの糸を多く垂らすことは悪くない。けれども最近は引き込んで陶酔させるほどのチームワークが強いとは思えない。結局はナインティナインの番組であり、それ以外はメンバーというよりツールでしかない。

元々、「お笑い番組」と銘打ち、企画勝負の番組であるのだから、企画に応じてメンバーの組み合わせをを決めれば良い。今の状態を我慢して続け、新たな笑いへの形を作ることが出来るか、それとも折れてしまうのか、作り手と受けての膠着状態はまだ続く。

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