2011年10月13日木曜日

最強タレント、『たけし所の二人てれび』

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今、最強のタレントは誰かと言われれば、ビートたけしと所ジョージの二人であることは間違いない。

彼らが出演するだけで、スポンサーがつく。テレビ東京の『たけしのニッポンのミカタ』、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』を観ていると、そこまで視聴率が高いわけではないが、多くのスポンサーが名乗り出ている。また、日本テレビの『世界まる見えTV特捜部』やフジテレビの『ビートたけしPresents 奇跡体験!アンビリバボー』でも、VTR中心で二人はほとんどテレビ出演していないないのにも関わらず、放送は続いている。高いギャラを払っても番組が成り立つというのはすごいことである。


また、二人はBSフジで『世田谷ベース』、『等々力ベース』と本人の趣味趣向を全面に押し出しているにも関わらず、番組が作られている。『世田谷ベース』は5年も放送されている。


そこから派生して作られているのが『たけし所の二人テレビ』だが、この番組は、テレビ朝日、日本テレビ、TBSと事実上地上波を占拠して放送が続いている。本人達は「次はNHKだ!」と意気込んんでいる。


水道橋博士がテレビでも「殿(ビートたけし)にBPOは通じない」と発言していることから、何言っても許されるということは、テレビタレントとしては最高のステータスの証とも言える。


彼らの発言は恐ろしい。任侠の世界や、企業批判をさらりと言ってのける。今の40代の若手タレントでは言えない生活を送っているだけ、余計に説得力がある。それを裏返すだけの人生を送ってきた。しかも時代の波に時には逆らいながらも発言してきたため、もう歯止めが効かない。


経済が悪い状況では、どうしても無難さを求めてしまうため、成長の見込みがない。こういう時はワンマン社長の鶴の一声が良いというが、彼らは正にそこにいる。しかも、道理的にはずれていないからなお大衆は惹かれてしまう。一方で経済が潤っている時は何言ってもうまくいくわけだから彼らには好都合である。


上がつっかえていると若手芸人が皮肉を込めて言うが、彼らのような芸風を行なっている人が見られないし、片鱗も見えない。爆笑問題の太田光が少し彼らに対抗している感があるが、ライフスタイルを売るまでには至っていない。彼がどこまで突っ込んいけるかは興味があるところだが、たけしにしても所にしても若手時代は引っ張ってくるプロデューサーのような裏方がいたから今があるのであって、今そのような裏方がいないというのが物悲しい。



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