2011年12月5日月曜日

太田プロ、竜兵会が面白すぎる



土田晃之、劇団ひとり、有吉弘行などの太田プロ所属の芸人の勢いがすごい。テレビバラエティの主流がひな壇化している中で着実にポジションを築いていくと同時に比例して好感度も高い。これほどの笑いのセンスを持ち合わせながら、今まで燻っていたのが不思議な感じがするが、彼らは「竜兵会」のおかげで今がある。

竜兵会は上島竜兵をトップとした、太田プロ内のグループである。けれども、吉本芸人の縦社会と少し違うのは、仲間がつるむというよりは、仕事的なつながりが強い。太田プロが仕事を取っていくためのコミュニティが強い。

結成当時は、吉本が、先輩・後輩関係のラインが構築されていき、先輩が力ある若手を引き上げ、若手は先輩とのプライベートを芸の肥やしとして成長するという流れができていた。最たる物として、松本人志・千原ジュニア・宮川大輔の縦の関係で、宮川大輔の話が面白く、それをコンテンツ化できないかと考えた松本人志が作った番組が「人志松本のすべられない話」である。

そういう状況の中、太田プロでも何か芸人間のつながりが必要なのではないかと考え組織されたのが「竜兵会」であるが、意外にこの浅い付き合いが功を奏している。

内圧というよりは、外圧で生まれたことが、芸人集団としては個性を生み出した。人間同士の付き合いは、趣味が同じといった「接点」が必要だが、それが竜兵会では集まらざるものの付き合いが芸人達に個性を生み出した。そこでのやり取りは、テレビで付き合いが少ない人への接し方や笑いへの流れを考える上でいい「試験場」となる。ネット番組も行われていたのも成功するのに拍車をかけている。

ただそれだけでは長続きはしない。上島竜兵の人間性も竜兵会に所属する芸人の求心力になっている。真面目だけど不器用な人間。でも決して驕り高ぶることはない。自分の成功を他者へ還元する。有吉弘行は仕事が無い間は竜兵会で食いつないでいた。今でも彼は上島竜兵には頭は上がらないと発言している。

竜兵会の人間は有吉に似た感情を持っているのではないか。だから自分達が売れた今、ダチョウ倶楽部を一番見てきた人間として、彼らを一番面白くさせるようにしている。

アメトーークの「ダチョウ倶楽部を考えよう」では、後輩がダメだしを行なっているが、あの流れはダメだしというより、新しいダチョウ倶楽部の「扱い方」「取り扱い説明書」を提示している。狩野英孝の扱い方を田村淳が見出した構図と同じである。

彼らなりの恩返しなのだが、無理矢理感がなく、いじめているようにも見えないのは、いじり芸としては大成されていると感じた。愛あるいじりとはこんな感じか。

5年前のキレあるダチョウ倶楽部の動画貼っておきます。

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