2011年10月3日月曜日

質は高いが量が少ない、 第9回マジ歌選手権SP

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コ"ット"タン 第9回マジ歌選手権SP [動画]

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コ"ット"タン 第9回マジ歌選手権 未公開SP [専用サーバー]
もう9回目を迎えたマジ歌選手権。さすがに9回目にもなるので、歌以外での笑いの仕掛けが増えすぎている状況だが、核となる歌での笑いはしっかりしている。

別に歌だけでも十分に面白いのだが、限界効用が働くため笑いの引き金は多く持って攻めないと視聴率は稼げないのだろう。

ここまで綿密に作られているのに視聴率が取れないのは、テレ東だからなのか、タレント性が弱いからか、要因は多々あり相乗することで下げているのかもしれない。

今、バラエティでは23時以降が激戦となっている。コンテンツの支持層を見極めゴールデンへ昇格させる形となっているが、DVDによる広告外収入があるため深夜帯へ入っても放送できる土台があるのは良いことだと思う。

一方で、19時台の番組は内容はNHK状態で非常に中道で当たり障りない番組の羅列となっている。ニュースもただ情報を垂れ流しているだけでつまらない。

それに比べればバラエティは戦っている。youtubeを見ていればわかるが、10万回の再生回数だけで人が動いている。そこから見えてきたのは、テレビもそのレベルのコンテンツであるということ。だから「テレビが面白く無い」と揶揄されバッシングされる。

面白いかどうかの是非は簡単で、答えはツールが増えたから。場が増えたから。分散されたから。公園で言うと、家の周りには大小様々な公園があり、遊具も散らばっている。その日の気分で遊びたい所も物も変わる。雨でも外で遊びたければ屋根付の公園へ行こうといった感じである。

テレビに戻すと、これまでも収容人数5万人程度の東京ドームでライブできるアーティストは大体的なニュースになっていた。最近では数千の人気のK-POPでも持ち上げられる。

Twitterのフォロワーも日本人で見てみれば、10万を越せば高級タレントと言える。

小学生の時の「友達100人できるかな」の文言も的を射ていて、対面関係だけで100人の友達は普通は作れない。

今までが虚構の世界であって、平等に使えるツールが増えてしまった結果、本来の数字が見えてきたし、質が重視されている。けれども、質があるものは否定が困難である。国宝を否定することが困難であるように。同時に上級な質はそんなには存在しない。むしろ存在できないといった方が正しい。パレートの法則のごとく、2割の商品が8割の売上を占めているように。

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