2011年8月23日火曜日

本当にメディアに取り上げたいのなら。フジテレビのデモ

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8月21日に行われたフジテレビへのデモ。2500人から8000人が参加し、ニコニコ動画、Ustreamののべ視聴者数は40万人となった。(ソース1)

TBSが取材に来ていたとの報道があり、(ソース2)デモ隊の狙い通り、地上波でのメディア批判が始まるかと思いきや、冷たく終わった。アッコにおまかせが以前に行われたデモを行ったぐらいであるから、他でも取り上げられることはないだろう。このまま沈静化の様相である。

フジテレビ側の今後の対応待ちだが、既に収録済みの放送をオクラ入りさせるとは思えないので、一ヶ月はそのままの体制で続くだろう。

今回のデモについて、特に表立った警察沙汰がないのが日本的なのかもしれないが、本当にメディアに取り上げられ、議論を巻き起こしたいのなら警察沙汰になるぐらいの事件を起こすべきであった。

理由は、過去の北朝鮮の拉致への抗議活動に起因する。今は拉致への問題意識は高いが、それまでは政治家へいくら陳情しても取り上げてくれなかった。それが何十年経っても変わらなかった。

今ではインターネットにより、情報の共有は早いものとなったが、それでも一億人を議論に巻き込みたければ、少々荒々しい事件が起きなければ動かない。

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