視聴率に左右されないめちゃイケ

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FNS２７時間テレビでは、安定的な視聴率を記録し、その人気は安泰かと思われていたナインティナイン。
けれども最近の『めちゃ２イケてるッ!』の視聴率はあまりよくない。

２ちゃんねるでも話題になった『AKB48以外だらけの爆笑アイドル大運動会』の視聴率は８．４％と最低水準と企画がコケてしまった。
けれどもアイドルファンではなくても観ていて面白かった。
AKB以外のアイドルの振り幅が大きいので惹きつけられた。
恵比寿マスカッツが出ていたことが一番惹かれたかもしれない。
８時台で堂々と出演している姿を見ると、どういう形で番組にするのか気になってしまった。



そもそもめちゃイケ自体は『お笑い番組』と自称するように、
笑いになることなら貪欲に企画を採用する。
他局のパロディも本物さながらのセットを使って行う
ところは、非常に斬新であり、
失敗企画をフリとして後に使うところは流石の一言である。
そのためか、めちゃイケの企画会議は連日徹夜だと言うから
どれほど笑いを生むことが難しいことなのか考えさせられる。

ただし、今では番組を毎回欠かさず見るという習慣が薄れてきているため失敗作は失敗作として続く恐れがある。
２７時間テレビのバスケの一件にしても、
岡村隆史さんに隠れて頭を叩いたりするネタは
めちゃイケが以前から行なってきたネタである。
朝の殿様のフェロモンより抗議が多かったようだが、あれは問題の人の力量不足である。

ただそれだけ。

長年番組を作り続けるのは、マンネリもあるが、
同時に過去の傑作を武器に戦うこともできる。
次回は恒例の期末テストである。
『スッキリ』に加藤浩次さんがいない理由も納得できる。
レギュラー番組に出演させないめちゃイケ側の努力は立派なものである。

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めちゃイケは今のご時世に逆らってDVDが一枚も発売されていない。

あの一件があったからだろうが、それでも逆らって出さないのは、

作り手の考えがあるからなのだろう。

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