
「ホンマでっか!?TV」に類似した番組がいくつかある。「世界一受けたい授業」や「教科書にのせたい」などが挙げられるが、情報を提供しているのは、文化人と括られる有識者である。強いて言えば司会者が違うだけ。
「ホンマでっか!?TV」の場合は、他の場組と違い、論理に一貫性があれば放送してしまう。人生相談という企画が最たるものであるが。
さらに明石家さんまの「個の力」が際立っている。あらゆる評論家の情報と、過去の経験を照らし合わせることで、情報に信用味を持たせつつも、合わない場合は否定を必ず入れる。彼の経験・言語抽出能力の高さが故にできる番組とも言える。
この柔軟性が番組が面白くしている。設定の「ホンマでっか!?」が味噌なのだ。番組として情報を与える気がない。そこが番組に緩急を与え、逆の方向へ話が展開されることを認める。結果、似たような情報でも常に新鮮味が持てる。
他の番組では疑問は与えても否定は入らない。本来、何かを学ぶ時には疑問・強いては否定的な見解が出てくるものであり、それらを1つづつ消していくことで初めて身になる。見ていて民主主義的な番組だと思う。
他の番組では疑問は与えても否定は入らない。本来、何かを学ぶ時には疑問・強いては否定的な見解が出てくるものであり、それらを1つづつ消していくことで初めて身になる。見ていて民主主義的な番組だと思う。

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